進化! 02/23

Dark Lunacy "The Diarist"(2006)
Dark Lunacyといえば!!泣き泣きのメロディに激しいデス・ヴォイス。そしてなんといっても弦楽器でしょ、弦楽器。
がしかーし!今作3rdではその最大のセールスポイントでもあった弦楽器のフィーチャーを一気に衰退させ、本来兼ね備えていた、”泣き”に大きなウェイトを占めた感じ。
今作ではそのせいか、楽曲1つ1つにまとまりの良さを感じ、焦点をうまく絞れたって意味では成功ともいえる一枚であるようだ。
コンセプトストーリーには第二次世界大戦でのレニングラード包囲戦をネタにしているところからも、今まで以上に悲壮感、慟哭が耳の奥底までにも執拗に絡みつくくらいのアピールに成功しているのも事実。
弦楽器の使用なしが大きくマイナスポイントになっている思いきや、このもの悲しい楽曲たちの質の良さと激しいアピールにより、それを帳消しにするどころか、むしろアルバム全体としてはクオレティーが倍増してる気がする。
とどめはMike Lunacy(Vo)の今にも泣きださんばかりのデスヴォイス。余談だが、Eternal Tears Of Sorrowのデス・ヴォイスもこうであってあってほしいなぁ〜。
オフィシャルHPで視聴できるっす。少しだけど・・・。
http://www.darklunacy.com/Media%20The%20Diarist.html
評価 (NICE!!!)9.0/10
ドラマティック!! 02/17

DGM "Dreamland"(2001)
ご無沙汰。なかなか忙しくてPCに触れる時間が・・・。まぁそんなことはおいといて、イタリアのプログレッシブ・メタルバンド、DGMの3rd。ドラマティックでさらにはネオクラシズムまでも含有しながら、プログレ風味を一切失うことのない、この上質感やヴォリュームたっぷりの美味しいサウンド。
やっぱ前作のヴォーカルが脱退し新たにTitta Tani(Vo)が加入したことが大きい。ドラマティックなサウンドにはやっぱ迫力のあるヴォーカルワークが必須でしょ。このTitta Tani(Vo)なる者、迫力においては文句なしだが、強力なヴィブラートと、とろけるようなまったりした声を上手く使い分けているのがミソ。
あ、Diego Reali は言うまでもないね。この人ホントに神だから、クラシカルな速弾きをバシバシきめてくるし。上手すぎ。悶絶。
Kamelotの上質感をプログレメタルにここまでアプローチし、そこからバンドのアイデンティティーを確固たるものに成功した彼らに拍手っ。まさにそこに広がる世界は、ネオクラシズム主義の理想郷とでも言うべきか・・・。とにかく凄い。
#3"Lost in Time"には毎回悶絶。(汗)
評価 (Good!) 9.1/10
チェコ出身!! 02/03

Silent Stream Of Godless Elegy "Relic Dances"(2005)
うお〜凄いなコレは。なんとチェコ出身のゴシックメタルバンドSilent Stream Of Godless Elegyの4thアルバム。チェコ出身っていう事実だけでも凄いのにそれに劣らず内容もスンげー!3rdに比べ飛躍的に進化!
このバンド最大の魅力は、何といっても元来のゴシックメタルの型にはまらない、チェロ&ヴァイオリンをフィーチャーしている、ほかに類をみないサウンドにあることは間違いない。だが決してネオクラ風味の強化という使い方ではなく、悲壮感を醸し出すために使われているのがミソ。
暗黒よりのヘヴィネスをベースに寂しげに奏でるチェロの音、さらには悲壮感が十分伝わってくるヴァイオリン。。といういままでに聴いたことのないこの音の奇跡的な黄金比ならぬ美的調和からは暗闇の奥底からアヴァンギャルドなワルツが寂しげに流れてくるような感覚を覚える。
コレが死の咆哮だ!といわんばかりのディープなデス・ヴォイスと儚い女性ヴォーカルの絶妙な絡み合い。ここぞという時の胸を締め付けられるヴァイオリン・ソロ。うむ絶品。
最後に本当に細かいところだが、いい感じでヴァイオリン・ソロがくるのに、ギターソロが一つも無いのが非常に惜しい。ただ楽曲を重くしているだけだ。そこに悶絶を禁じ得ないようなギターソロが2,3あったらこのアルバムはまさしく俺が認めるところの"神盤"になったであろう。
今思ったら、CharonにCatafalqueにSilent Stream Godless Elegy・・・2005も凄い年だったなぁ。。
次作もめちゃめちゃ期待!!
ちなみにオフィシャルサイトで試聴できます↓↓
http://www.ssoge.com/download.php?lang=0
評価(素晴らしい) 9.2/10


